


Best of Manfred Mann's Earth Band Blinded By
1970年代後半、アメリカで人気爆発したマンフレッド・マンズ・アース・バンド。1977年の全米1位「光に目もくらみ/Blinded by the Light」をはじめ、ブルース・スプリングスティーンやボブ・ディランのナンバーを、キーボード主体のロックに再構成してヒットを飛ばしました。
このCDではWARNERレーベルから1975~1981年に発表した「Nightingales And Bombers」「The Roaring Silence」「Watch」「Angel Station」「Chance」の5作からセレクト。2回シングル発売された「Spirit in the Night」は、Mick Rogersが歌うオリジナル版で収録。ディラン、スプリングスティーンの曲が中心にピックアップされているの、いかにもアメリカ盤らしい選曲です。この時期のアルバムが現在入手困難になっているので、入門編にも便利です。

Chapter Three Vol.2
70年発表の2nd。チャプター'V としてのラスト作。前作の5人に加えて新たにデイヴ・ブルックス (sax)、クライヴ・スティーヴンス(sax)、ソニー・コバット(tp)、デヴィッド・コックスヒル (sax)、ブライアン・ハグ(g、vo) ら5人が加わって10人という大編成となっている。マンフレッド・マン時代にも短期間ながらヘンリー・ロウザーらなどの管楽器奏者をメンバーに加えていた時期(前作でもゲストとしてブラス隊は参加している)があったものの、今回は本格的なブラス・ロックの編成となっており、かつての音楽性を拡大発展させると同時にこの時代に起こったブラス・ロックのブーム(シカゴやBS&T、英国ならIFなど)に呼応したものだと思われる。
1.はモロにボブ・ディラン・スタイルのヴォーカルを聞かせるブルース・ロックだが、ヴォーカルの後の重厚なブラスとの対比が非常におもしろい。渋目の曲ではあるが、このグループの特質を活かしたなかなかの佳曲だと思う。鋭いブラスのアンサンブルは他のブラス・ロック系のサウンドとは一線を画している。2.はトラッドの風味も感じさせるフォーク・ロック。印象的なメロディを聞かせる味わい深い曲である。14分超えの大作6.は完全なジャズ・ロック。管楽器のみならず無機質なオルガン・ソロも聞き物。7.はいわゆるポップ・チューンだが、歪ませたオルガンのソロも魅力。
フリー・ジャズ的な要素も強くジャズ・ロック的な部分を含めた雑多な音楽性を見せるが、そういった個性を含めてブラス・ロックを聞く上では絶対外せない作品の一つだと思う。
リーダーのマンフレッドは本作発表後、グループを解散/メンバーの一新を計ってマンフレッド・マン・アース・バンドを結成する。
Manfred Mann's Earth Band - Watch Full Album
Manfred Mann Watch Full Album Side one 1."Circles" (Alan Mark) -- 4:50 2."Drowning on Dry Land/Fish Soup" (Chris Slade, Dave ...
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