

幻魔大戦 [DVD]
原作平井和正、絵石森章太郎のコミックを通じて、この「幻魔大戦」を知ったのは今から25年以上前。キース・エマーソンと青木望のオリジナルサウンドトラックを初めて聴いたのは今から20年以上前。とにかく「久しぶり」「懐かしい」の気持ちでした。
原作はとにかく壮大。小説もひたすら長いという印象があり、映像化するのは大変な努力があったでしょうが、そこは角川作品、丁寧に作ってあると思います。映画公開時としては相当の技術を動員したものなのでしょうが、やはり今日のアニメーションと比べると表現方法がつたなく感じる(失礼!)のは残念です。現代の技術で再度製作したらどうなるのだろう? 魅力満載の作品になると思います。
本作品はコミック版をモチーフにしたようですが、決定的に最後だけが違います。それは東丈以下のサイオニクス戦士たちが、地球の幻魔を一度は滅ぼすのですが、しかし蚊に刺された程度にしか感じない幻魔は地球を「滅び行く美しさが感じられない、もっと強くなって、対等に戦えるようになったとき、また会おう」というせりふを残して地球を後にするのです。一時の勝利に酔いしれた、サイオニクス戦士たちが月を見てあ然とする構図で、コミックは幕を閉じています。「戦うに値しない戦士」と「全宇宙を支配せんとする幻魔」のあまりにも差のありすぎる場面設定に私は、不安と無力を感じ恐怖したものです。この点本作は、地球の幻魔を倒し(これで地球は救われた)、ベガがその姿を失うものの、全体としてはハッピーエンドで終わっています。一話完結の映画としては、あるいは原作を知らない者にはこれで十分なのでしょうが、コミック版を知る者としては、あの最後に感じた恐怖を緻密な映像で味わいたかった、その上で、人類が間違いなく襲ってくる未知の敵に立ち向かわなければならないという叫びが欲しかったと思います。
この作品が再製作されるときには平井和正の構想と、石森章太郎が描いたラストシーンを生かす作品であって欲しいと思います。

L'INCAL アンカル (ShoPro Books)
『アンカル』完訳版を読んだあとの一番の驚きは普通にマンガとして面白いということにつきます。1986年に講談社から出た『謎の生命体アンカル』はお世辞にも面白い作品ではありませんでした。完訳版が面白い理由はまず第一に、訳語が『謎の〜』とは比較にならないほどこなれているためで、二つ目には未訳であった第2章以降に物語が本格的に始まるためです。
日本のマンガと比べるとセリフが多く、時としてモサっとした印象はありますが、いや、たしかに『アンカル』は面白いのです。とりわけ第5章と第6章は出色の出来だと言えるでしょう。第5章はとにかくグラフィック的にぶっ飛んでいるし、第6章の方はシナリオがよくできています。自分の子孫たちが支配する惑星で、自分の顔そっくりの娼婦を買いかけ、偽預言者として迫害され、しまいには○玉を切られそうになる主人公ジョン・ディフールの不条理極まりない冒険は一読の価値があります。物語のクライマックスと言っていい最後の幻覚場面も圧倒的です。
また、メビウスはあまり女を描くのがうまくないとどこかで聞いたことがありますが、これは必ずしも本当ではないということがわかります。もちろんホドロフスキーのシナリオがいいのでしょうが、『アンカル』に登場する女たちは実に魅力的です。タナタ、アニマ、バルバラ、スターログ。特にタナタとスターログの二人の悪女が最高! 個人的には無邪気なファム・ファタルとでも形容すべきスターログがツボです。
日本のマンガのように痒いところに手が届くような編集上の配慮がなされていないため、多少読みにくく感じる箇所はありますが、それを補って余りあるだけの面白さがこの作品にはあります。

MEMORIES [DVD]
3つの短編エピソードが入ったオムニバス作品。
「彼女の想いで」は迫力ばかりでストーリーがイマイチだが、
「最臭兵器」と「大砲の街」はそれぞれ素晴らしいデキで必見。
●彼女の想いで
宇宙船の解体を請け負う小さなチームが
救難信号を受けて難破船に乗り込んでいく話。
SFとしての描き方や緻密な絵のクオリティはいいのだが、
ストーリーとしてはあまり面白味がなく、それほどの魅力は感じなかった。
●最臭兵器
山梨県の研究所で働く職員が、とある薬を飲んでしまう話。
タイトルのごとく、ただ臭いというだけなのだが、
その強烈な臭さによるパニックぶりがとにかく楽しい。
漂う臭気や混乱する隊員たちの様子が素晴らしい。名作。
●大砲の街
戦争のため、日々、敵国へ向けて大砲を撃つ街が舞台。
最初から最後まですべて1カットでつながれており、
流れるように場面展開していくのは見事としか言いようがない。
タッチも独特で、とにかくインパクトが大きい作品。必見。

マクファーレン AKIRA 金田
「マクファーレン製 金田のバイク」は日本製品ではなく、アメトイなのですが、出来は良いと思います。サイズも約30cm程度で大き過ぎず小さ過ぎず、ちょうどいいと思いました。サイズ的にもfigmaやリボルテックあたりなら乗せられます。フロントの上がるギミックも再現されています。サンプル画像では上がったままですが、もちろん閉じることも出来、カッコいいです。前輪と後輪は回ります。
同じマクファーレン製のAKIRAの金田と同スケールなのですが、乗せることはできません。後に乗せられるモデルも発売しているのですが、乗せられるように造形を少し変えているのでバイク単体のクオリティでは単品の方が高いです。ですが、細かいディテールで言うと、原作とは多少異なります。
・フロントカウルの両サイド、前輪のカバーに繋がっている部分が直角ではなく、なめらかになっている
・フロントカウルのステッカーが雰囲気の似たものになっている(厳密には違う)
・シートの部分が丸く小さい
これは異なる部分ではなく、個体差はあるのですが、フロントを上げた中のメカニック部分は銀で塗装した上に黒で汚れ塗装を施しているので全体的に汚く見えます。
以上の点を含めても誰が見ても『金田のバイク!』と言えるものなので、それでも大丈夫、同じく金田のバイクを発売しているPBM!やポピニカ魂が高くて手が出せないという人、サイズ的にちょうどいいという人にオススメです!
ちなみに好みによるのですが、前輪と後輪の両サイドのカバーの輪っか状の部分やタンク周りの丸い部分を銀で塗装すれば、原作に忠実ではなくなるのですがカッコ良くアレンジは出来ます。フロントカバーのステッカーを原作のものと同じようにシールやデカールで自作すれば、原作に近づけることも出来ます。
最後に、これは完全な商品状態の個体差なのですが、商品自体がブリスターパッケージなので、日がたる場所で保管されていると表の部分(正面から見て左)が日焼け、色落ちしてる場合もあります。状態については各出品元に確認してください。
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