Ernst Ottensamer & Sons エルンスト・オッテンザマー

Ernst Ottensamer & Sons

EXTON HIGH QUALITY Super Audio CD Sampler Vol.2

　
　　
　はっきり言って、ＳＡＣＤの音の良さというものが実感できてい
なかったので、もう買うのを止めようと思っていたのですが、某オ
ーディオ雑誌で、ダントツで推薦されていたので、これでＳＡＣＤ
とＣＤの違いを感じないようなら、耳が肥えていないか、システム
をグレードアップしなければいけないのか、どちらにしても無理だ
なと思っていました。
　
　
　で、聴いて見た感想は、「確かに違う」でした。ヘッドフォンと
ヘッドフォンアンプのエージングをして、音の分離や、音場の広さ
など、良くなったと思っていたのですが、ＳＡＣＤを聴いて見ると
まだ、ＣＤの音はごちゃごちゃしているというかうるさい様に感じ
られました。定位ははっきり変わったとは感じなかったのですが、
何となく全体に晴れやかな雰囲気に変わったと感じました。
　
　
　中身は全曲クラッシックなので、日頃聴きなれていないのですが
それでも分かる位だと言えると思います。ただ、全体のボリューム
が、低くなってしまったように感じるのはどうしてだか分かりませ
ん。まあ、ボリュームを上げれば済む事ですが。
　
　
　ｆ特が広いと言う事で、高音が良く出るようになってキンキンし
た音になるかと思っていましたが（甘いな）、むしろ柔らかと言う
か滑らかというか、そんな感じなので、ロックを聴くとどうなるか
は分かりませんが、今の所、良さそうなＳＡＣＤが見当たらないの
で、保留です。
　
　
　ＳＡＣＤとＣＤとの音の違いのポイントを確かめるには良いディ
スクだと思います。曲自体もクラシックが特に好きな人でなくても
楽しめると思います。
　
　
　最後に、恥ずかしい話ですが、ＳＡＣＤとＣＤの比較と言ってお
きながら実は、光デジタル出力にＵＳＢ　ＤＡＣ、ヘッドフォンを
繋いで聴いているので、正確にはＳＡＣＤそのままではなく、多分
１９２ｋＨｚ／２４ｂｉｔかそれ以下のデータに変換されたものを
聴いているので、ＳＡＣＤをちゃんとしたアンプを通して聴けば、
もっと良い音になるのだろうと思われます。
　
　
Ｐ．Ｓ．
　ついでに、もっと恥ずかしい話ですが、実は、マルチプレーヤー
の光デジタル出力は４８ｋＨｚ固定で、ＳＡＣＤだろうが、ＣＤだ
ろうが、４８ｋＨｚクロックでシンクロさせて出力されている事が
判明してしまいました。
　
　
　まあ、ＳＡＣＤ再生と言っておいて、ＣＤを再生しているなんて
まさかそこまではしてないでしょうから、ＳＡＣＤから４８ｋＨｚ
に落とした方が、音は良くなるでしょうが、果して、経験の浅い、
自分の耳にこの程度の差がどこまで分かるか疑問ですが、別に評価
を見てこのレビューを書いていた訳ではないので、あくまで、感じ
たままを書いたという事で、なんとか許してやってください。
　
　
　因みにその後、アナログ出力を拾ってモニターして、光デジタル
出力をヘッドフォンアンプを通して聴いたものと比較してみました
が、これも結構微妙。ただどういう訳か、同じ２４ｂｉｔといって
もＳＡＣＤの方が、タッチが柔らかく表情豊かに感じられるのは、
なぜだろう。
　
　
　Ｄ／Ａといっても、ヘッドフォンアンプの方は、単機能なので、
比較的良い物を（バーブラウンのＰＣＭ１７９６だったかな）使っ
ていたりするので、ホントに比較するのは厄介です。
　
　
　だいたい、ＰＣＭ１７９Ｘシリーズのそれぞれの違いなんて分か
りゃしない。
　
　
　それでも、このＳＡＣＤ（Ｈｙｂｒｉｄ）に関しては、別に評価
が特に変わった訳でもなく、相変わらず、分かりやすい事に変わり
はないと今でも思っています。
　
　
　今度評価するときは、ちゃんとブラインドテストするようにしよ
うかな。出来ればそこまでやりたいんですが期待しないで下さい。
　
　

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モーツァルト:クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲

ウラッハ以来、連綿と培われてきた「ウィーンのクラリネット」の伝統がここにあります。安心して聴けるモーツァルトです。ファゴット協奏曲も隠れた名演奏です。

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100曲モーツァルト =10枚10時間3000円=

モーツァルト生誕250年記念「10枚10時間3000円」という破格のＣＤの登場です。勿論安かろう悪かろうでは全然なかったですよ。
映画「アマデウス（1984）」を覚えておられるでしょう。あそこに使用された曲がディスク1に収められていました。どれもしっかりとした演奏で、聴き応え十分でしたね。ほかのも同様です。

「ヨーロッパで活躍中の一流アーティスト多数参加」というキャッチコピーは、間違いないと思います。

スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者のズデニェク・コシュラーの演奏も何曲か収録されています。惜しくも先年亡くなられましたが、1963年のミトロプーロス国際指揮者コンクールではアバドと一位を分け合った名匠ですので、その演奏は折り紙付きです。

ウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウス・アンサンブルのリーダーでヴァイオリニストのヨハネス・ヴィルトナーの指揮によるものも結構収録されています。ヴァイオリンの西崎　崇子の演奏も沢山含まれています。ナクソス盤でも30枚ほどのＣＤが出ていますのでご存じの方もおられるでしょう。
ハンガリー出身の指揮者アンドラーシュ・リゲティやピアニストのイェネ・ヤンドーは、NAXOSの看板アーティストですね。

このＣＤの元のディスクを調べて見ましたら、エイベックスから近年発売されているＣＤを再編集したものです。
「スーパー・クラシック・シリーズスーパー・モーツァルトVol.1~10」、「モーツァルト：管楽器超協奏曲集」、「ベスト・モーツァルト　３時間！どっぷりモーツァルト（3枚組み）」「ベスト・クラシック（3枚組み）の一部より」「ドン・キャンベルのモーツァルト効果（4種類）」及びナクソスレーベルの一連のモーツァルトに関するＣＤから再編集されたものだと推察します。
上記に列挙したＣＤを個別に購入するより、この10枚組みを購入する方が断然お徳です。オススメします。

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ベスト・オブ・ベスト・モーツァルト

クラシック音楽を楽しみたいと思い、特に好みもないので、クラシックＣＤをネットで探していたところ、手ごろな価格で、モーツアルトのベスト版が見つかりました。これで、クラシック音楽にも入門できそうです。

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100曲クラシック=ベストが10枚3000円=

\3000でこの収録時間・収録曲目は、かなりお買い得感有り!!
自分はクラシック初心者ですが、多くの曲数を少しづつ聞くより、1つの作品をきちんと聴きたいと思っていたので、このCDを見つけた時は即買いでした!

1つだけ改良したら良いと思った点があります
CDの個別ケースが不織布とビニールで出来ている所までは良いのですが、
それぞれのケースの蓋部分に糊付けがされていて、CDの出し入れがしづらいι
糊付け無しで良かった気がします
自分は家で聴くので、そう思いましたが、持ち歩く人には便利かもです

この事を含めたとしても、本当に買って良かったと思います

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