


ワールド・ベースボール・ガールズ―やりたいことを見つけた、少女たちのベースボール
この物語は、野球に魅せられた、ある「少女」を通じて、彼女が経験してきたさまざまな障壁、
「女子が野球をやること」の困難さを描きつつ、それでもくじけず、よき仲間とともに、懸命に、
丁寧に毎日を過ごすことで、目の前に次々と現れる問題をクリアし続ける、その姿を描くものである。
少女の胸にあったのは、ただこの思いだけだ。
−必ず私は、夢を果たす。
(プロローグより)
母親から「夢を果たす子だから夢果(ユカ)なのよ」と名付けられた一人の少女、
それがこのプロローグの“ある少女”埼玉栄高校の笠上夢果選手です。
彼女が野球を始めるところから、高校卒業後の進路を決断をするところ(これはあえて書きません)
までを描いた爽快なノンフィクション。
女子硬式野球の選手というと茨城GGの片岡安祐美選手が有名ですが、ここに登場する笠上選手も
なかなか魅力的、男前でカッコいいです。
以下、著者へのインタビューからの抜粋です。
一つの目標に向かって突き進んでいく女子高校生球児たち。彼女たちは生きる力にあふれていた。
その姿を、同世代に伝えたいと長谷川氏は言う。
「悶々としている中学生、高校生たちに、やりたいことを見つけると、これだけ一途になれるってことを
知ってほしい。彼女たちを妬むくらいの気持ちになってほしいですね」
読後感がすがすがしい良書で、個人的には中高生の読書感想文の課題図書に推薦したい!
この話の続き(彼女の今の写真も!)が著者のブログで見られるという最高のオマケつきでした。

ボール・ミーツ・ガール 1 (ヤングジャンプコミックス)
主人公は甲子園を目指す強打者の女の子と魔球(多田野ボール)を投げるピッチャー
少女漫画的な細い線の画風なので、どうかな?
と思っていましたが案外気になりません。
(個人的におお振りの絵の方がよっぽど違和感があります)
初めから勢いで惹き付ける漫画では無い様なので判断は二巻以降で良いでしょう。


キス!キス!キッス! [DVD]
5本の小品を集めたオムニバスなだけに、映像特典として収録されているキャスト&スタッフの紹介は「読んでいて」楽しいもの。まあ、その後泣かず飛ばずの人も結構いるけど・・・この映像特典はまさにDVDの恩恵ですね。また製作協力にあのフォルカー・シュレンドルフの名前も!要チェック!

女は女である HDリマスター版 [DVD]
この作品にはミュージカルコメディーという触れ書きがありますが、厳密にはミュージカルではありません。歌も挿入されていますが、その部分は微々たるものです。しかし、明るい雰囲気と突拍子も無いシーン転換にミュージカル的な要素を垣間見ることが出来ます。そして、これはそうした要素が極めてスタイリッシュにオリジナリティー豊かに活かされている快作。
ヌーベルバーグ映画の特徴として、しばしば過去の作品の様々な部分を引用するというのがありますが、これはその典型。特に古きよきハリウッドミュージカルの特徴がいったんばらばらにされて随所に配されています。とはいうもののフランス映画らしい思わせぶりな長い会話と一見意味の無い物語の進行が実にうまくブレンドされていることにゴダール監督の緻密な作品作りと才気を感じます。監督の妻でもあったアンナ・カリーナ演じる可愛いらしい乙女アンジェラがバーで歌と踊りを披露するシーン、彼女がジャン=クロード・ブリアリ扮する恋人と本に印刷された文字を駆使して無言の言い合いをするシーンなど、面白みある場面が実にうまくつなぎ合わされているところが楽しい。
ゴダール監督作品には珍しく、ほぼ全編がキュートでハッピーな雰囲気でコーティングされている本編はとてもユニークな存在であるのと同時に、本当は監督自身が心の奥底に宿している“優しさ”を最も顕著に我々の前に提示してくれている愛すべきシネマであると言い表すことができるでしょう。
ベースボールガールズ20141124日比谷野音
エリアプロモーション所属 http://area-promotion.jp/ ※オーディション開催中(モデル・アイドル)
ボールガール ウェブ
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|野球|サッカー]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]