銀河ヒッチハイク・ガイド 銀河ヒッチハイクガイドシリーズ (河出文庫)
新潮文庫版も、もちろん原書も読んだが今回の訳は極めて判りやすい訳になっている。
もちろん風見氏の訳は原文に極力忠実にという方針なのだろうが、英国のユーモアについてなにがしかの知識のない地球人には判りにくい嫌いがある。
それにくらべて安原氏の訳は、初めて銀河ヒッチハイクに乗り出す極東系地球人にとっても十分親しみやすいものだろう。
少々意訳が過ぎるかと思われる箇所も見受けられるが、すんなり楽しく読める点で高く評価したい。
ただし、原書からして誰が読んでも面白いという本ではない。
悪名高いヴォゴン人の詩に突っ込みを入れられ、気分障害のアンドロイドのあしらいに長け、頭2つに腕3本の元銀河帝国大統領と丁々発止のやり取りができる方なら100%楽しめるだろうが、
しかし皮肉とユーモアを解さない想像力に欠けた御仁はテレビのバラエティでもザッピングしておられた方がよろしいかと思われる。
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
小説化、舞台化、テレビ化、映画化、ゲーム化と多方面に拡散した伝説の「SFギャグ」は元々はBBCラジオシリーズとして始まった。これはラジオ版を全収録したオーディオブック。小説版と映画版にも接したが、ラジオ版が一番楽しかった。ラジオこそが同シリーズに最も適したメディアだったと作者本人も語っている。
地球滅亡後に生き残ってしまったイギリス人青年が縁を持った異星人たちと宇宙を無駄に放浪していく珍道中。起承転結とかキャラへの感情移入といった従来の物語的仕掛けはなく、不条理な出来事が次々と発生し、ひたすら不条理に展開していく。
最初に聴いた折は「インテリの作者が頭脳的な概念遊びと言葉遊びをしている」という感想を持ったくらいだったのだが、二度目に聴いたら感動していた。まず、作者が感動を導く操作を全くやらないところに感動した。断固として拒んでいるようなところが見事だ。そして最後までじっくり聴くと、作者がおそらく命を懸けて(早死にしたのはそのせいだ、きっと)「事象のランダム性」「人間認識の限界」「万物のネットワークの複雑怪奇」、つまり「Life, the universe and everything」について思惟を巡らし尽くして書き上げたスクリプトだということが分かる。オマケのCDが関係者インタビュー集になっており、進化生物学者のリチャード・ドーキンスが登場して「ダグラスほどの知性の持ち主はそれをせずにいられなかったのだ」と語っていた。最後まで付き合ったリスナーには作者がこれらを書かねばならなかった必然性がちゃんと伝わる。この伝達力の強さが同作を古典にした。
ワハハと笑えるというよりフッと来る程度なのだが、皮肉が通じない人以外ならばハタと立ち止まるような名台詞、名文句に溢れている。作者はそれを軽々とやっているようだが、毎回大変な難産だったそうだ。
銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD]
原作のラジオドラマも小説もテレビドラマも全く知りませんでしたが、SFなのにどこかヘンなユーモラスな世界観と登場人物たち(ロボのクセに常に憂鬱なマーヴィン)に魅了され何度も見るほど大好きな作品になりました。
映画を観て、映画を見終えてから原作小説を読んで、その後にまた映画を観て。。。。
そんな無限ループにハマるのも一興ですよ♪
【気まずさと恐怖の車内】ヒッチハイクを実況プレイpart3(最終回)
そんなことで情けをかけてくれるわけないだろ」
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