

The Pianist: The Extraordinary Story of One Man's Survival in Warsaw, 1939-45
映画もすばらしかったが、この原作を読んでさらに震撼した。
「アンネの日記」や「シンドラーのリスト」で“知ってるつもり”に
なっている人(私もそうでしたが)に特にお薦めしたい。
ユダヤ=善、ドイツ=悪なんて、単純な図式ではないのだ。
ピアニストの命を救ったドイツ軍の将校は、ほかにも4人のユダヤ人を
救ったという。本書に収録されている彼の日記には、ナチスの行為を
憂い、それになす術もない自分も同罪とする苦悩がつづられている。
善良なドイツ人もまた犠牲者だった。
映画にはない、この日記を読むだけでも手にとる価値はある。

戦場のピアニスト~ピアノ・オン・スクリーン
はっきりいって技術的に問題がある。
特にバラード1番など、難しい箇所は必ずといっていいほど誤魔化した演奏になっている。
それでも相当編集したのであろう。(よくプツリという小音がする。)
それだけショパンの曲は誤魔化しが効かないのである。
世界一の難曲を弾くなどと言われている某女流ピアニストがショパンのバラード1番を弾かないのはその辺りに理由があるのではなかろうか?
普段聴いているピアニストが世界屈指の最高レベルであるためだとは思うが、CDでじっくりと聴くと、ここまで差があるのだなと痛感した。
情熱的な演奏であり、最後の華麗なる大ポロネーズなどは元気よく、好印象であるが、それ以上でもそれ以下でもない。

戦場のピアニスト (新潮文庫)
「戦場のピアニスト」の脚本。
原作ではありません...
それでも、凄く面白い。
原書を読んで思いましたが、真実を見てきた人はなぜこうも冷静に
物事を語れるのであろうか?、と。
ゲットーやワルシャワ蜂起など、歴史的背景を押さえていないと
少々理解に難しいかもしれないな...
(逆に、知っているともっと奥深く味わうことができます)

海の上のピアニスト [DVD]
イタリアの完全版を入手しましたところ、国際公開版にないエピソードのほか、最後の場面(船底でのマックスとの別れの場面)で重要な1900のセリフがありましたので、ご報告します。国際公開版では「これまでどうしていたんだ?」というマックスの問いに対して、1900は「ずっとピアノを弾いていたよ。戦争中も、爆弾が落ちている最中も。」と答えるだけでしたが、イタリア公開版には「負傷兵のために弾いていたんだ。(戦時中、ヴァージニアン号は病院船として使われていた。)あの世に行くとき、音楽があれば、少なくとも楽になるだろうからね。最後まで楽しませてあげたんだ。死んでいく兵士たちにとって、ぼくの顔は、彼らがこの世で目にする最後の顔だったんだよ。」というセリフがあります。これは、戦時中も1900が実際にピアニストとして船内で生活していたことを示すとともに、1900がこの世とあの世とをつなぐ天使のような役割を担っていたことを象徴しているように思います。ティム・ロスもインタビューのなかで(日本版DVDのインタビューとは違う、もっと長いもの)「1900はヴァージン・ソウルをもった天使のような存在だったと思う」と述べています。最後のシーンに納得のいかなかった方もいらっしゃると思うので、以上、お知らせまで。失礼しました。

「戦場のピアニスト」オリジナル・サウンドトラック
映画も素晴らしかったけれど、
サウンドトラックも最高です。
映画ファンにも音楽ファンにもおすすめです。
戦場のピアニスト(字幕版)
第75回アカデミー賞® 主要3部門受賞作! 1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻したとき、シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はワルシ ...
戦場のピアニスト ウェブ

[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|野球|サッカー]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]