


雅子さまと愛子さまはどうなるのか?
皇室本がこんなに平易で親しみやすい言葉で書かれているのに驚きました。
特筆すべきは筆者の佐藤さんも、二人のお子さんの母親ということです。
春夏秋冬、学習院初等科で愛子さまの不登校状況取材を続けてきた佐藤あさ子さん。その労力には、舌を巻きます。しかしその取材は次第に「不登校の愛子さま」ではなくて「お付き添いする雅子さま」のものになっていったそうです。確かに、私の周りでも関心が高かったのは愛子さまではなく雅子さまでした。特に、全く皇室に関心のなかった家族が、校外学習に雅子さまがついて行ったというだけで仰天していました(この本を読むともっと仰天する内容が書かれています)
お付き添いが一年以上続いたころには、誰しもが、お付き添いの発端を忘れていたのではないでしょうか。それだけ雅子さまのなさったことは、ちょっと不思議、理解しがたいものでした。佐藤さんの本を読むと改めて、「いじめ会見をした」東宮職の発表が学習院の児童、家族にいかに理不尽な恐ろしいものだったか分かります。そして、本当にいじめがあったのかという書きにくいところにまで言及しています。
佐藤さんは、東宮に擁護や批判という単純で極端な二極のどちらでもなく、自分の目で見てきたその時その時のことを率直な言葉で綴っています。読んでいると自分も雅子さまや愛子さまの一年九カ月を見ているようです。雅子さまと愛子さまの関係を新聞テレビだけでは情報が少ないと感じます。
この本を読むことで学ぶことが沢山ありました。

雅子さま論争 (新書y)
「雅子さま問題」について7人の人々が様々な視点から書いた本。雅子さまのことだけではなく、現代社会の女性の生き方についても様々な角度から論じられていて、そちらの方に重点がおかれている印象(ただし、第一章「皇室と雅子さまは、どこへ行くのか」は完全に皇室と雅子さま論)。
第三章、白河桃子さんの文章の中で「仕事、結婚、子供。この三点のアイテムを完璧に揃えないと、幸福ではないと誰が、いつ決めたのだろうか?」という言葉には同感。どこの国でも時代によって社会は変化し、人々の生き方も価値観も変わっていく。日本も同じで、時代ごとに生き方は多様化している。しかし古い時代の見方もまだまだ残っている。そういう意味では「いつでも過渡期」と言える。多様な生き方を認められる社会になるといいな、と思う。
皇室のあり方についてはコメントは難しい。簡単に語るにはあまりにも長い歴史と伝統を保ってきている世界。それでも、第二次世界大戦後を期に、皇室のあり方もずいぶん変わった。いや、本当はそれ以前、天武天皇が即位したあたり、そして武家社会になったとき、さらに江戸時代が終わった時にも大きな変化があった。これからも皇室のあり方は問われていくのだろう。一般庶民としてはただ、見守るしかない。

Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne
長期に渡り皇太子妃を悪しざまに描く根拠のない国内週刊誌は放置状態でいくらでも許せても、
宮内庁批判は許せないので即発禁、ジャーナリストとその国に「厳重な抗議」ということか?
内容の小さなエラーはともかくとしても、
21世紀においてさえまだそんな国は、余りにも怖すぎはしないか?ということについて、落ち着いて深く考えてみる必要が絶対にある。
他ならぬ自分の国のことだ、他所事ではない。甘く見ず、本当に真剣に考えるべき。
逆に日本人には無理なことだったかも知れない、という意味で星5つ。

雅子さまと「新型うつ」 (朝日新書)
誤解を招きやすい題名である。
また誤解を招きやすい内容もある。
例えば
○診察していない人に診断を下す
○雅子さまと新型うつを結びつける
○1、2回の診断で診断名を下す
○極端な患者の例(休職中に海外旅行等)
そういう箇所では、誤解をしないようにと書かれてはいる。
(だとしたら最初から本書のタイトルはふさわしくない)
内容は大まかに言って、
1.雅子さまの病気(に関する著者の推測による個人的見解)
2.新型うつ(双極性II型、気分変調症等)の病態
3.新型うつの患者の具体例、治療
4.新型うつの社会的背景(ほんの少し)
5.現在の精神医療の問題点(SSRI、DSM、病名、等)
2.の新型うつに関する解説は、知らない人にとっては良い解説になるだろう。
しかし、あらゆることを1.に結びつけるのは素人目にもいささか無理があり、
実は何か他にもっと言いたいことがあるのではとすら思える(例えば皇室に対して)。
雅子さまを、いくら美辞麗句で褒め称えても、どこか空々し<感じられるのは気のせいか。
また4.に関しても、しきりに男女雇用機会均等法を強調されているが、
近年の経済・雇用・労働環境+地域・家庭の変化等、もう少し掘り下げないと
社会の精神分析としては物足りない(若干触れられてはいるが)。

愛のハーモニー~雅子さまおめでとうございます~
タイトル「愛のハーモニー」‥雅子さまおめでとうございます‥のタイトルに相応しく、心地良く美しい品のある小品集で楽しめます。
演奏も小編成のアンサンブルで、それぞれの楽器の美しい音色とハーモニーが素適です。これと似た感じのCD「プリンセス」も中々いいです。
雅子さまも急きょ同席 トンガ在留邦人と懇談(15/07/06)
南太平洋のトンガを訪問中の皇太子ご夫妻が、現地に住む日本人らと懇談されました。 懇談は、日本大使館で皇太子さまのみで行われる ...

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