軍事学入門
日本では、なかなか、軍事全般を網羅した入門書がありません。
そのような中、この軍事学入門は、戦術や兵器、戦略、国際法まで、軍事全般をはじめて学ぶためにわかりやすく解説しています。
また、参考文献も海外のものも含めて記載されているので、ここから発展して勉強していくことが可能です。記述内容も冷静かつ論理的。軍事本でよくある偏りもありません。
軍事学を学ぼうと考えている方は、まず、この本から入っていくとよいと思います。
それにしても、周辺国が弱国であり、自らが攻撃しなければとくに平和に暮らすことができた日本でもこれから軍事の重要性は増していくことでしょう。
是非とも一読してほしい本です。
備えよ!! ロジスティクス・サポートとは何か!
ビジネスにも国防にも無縁の者にはロジスティクスとは物流のこと?くらいの認識しかありませんでしたが、読み進むにつれ、ロジスティクスとは組織を根本から支える、広範囲なサポート体制であることがわかってきました。著者はビジネスのみならず歴史にもたいへん深い造詣をお持ちです。
さきの大震災における自衛隊の活躍の陰に豊富な経験に裏付けられた矢澤さんのロジスティクスサポートがあったこと、欧州における車輌の保守体制に精通されていること、歴史の分野での啓発的な解説など、読み応え充分です。特に後半のロジスティクスから読み解く戦史では戦後ステレオタイプに語られてきた陸軍=悪玉・海軍=善玉という「定説」が根拠のない風説ともいえることを知り、目から鱗でした。
かのシュワルツコフの顔が目を惹く表紙は戦記劇画の第一人者、小林源文氏の手になるものです。書店ではあまり見かけないかもしれないので調達はAmazonが便利でしょう。
著者はアマチュアのホルン奏者でもあり、以前ワーグナーチューバのことを調べたとき某サイトに登場されていました。出番は少ないものの、特定の楽曲には欠かせないこの特殊な楽器を個人で所有しておられるとはまさに「備えよ!!」です。
餓死(うえじに)した英霊たち
中国戦線における戦場体験をもつ歴史学者の手による貴重な文書である。兵站や輸送、補給や栄養に関する部門が軽視されていたことが飢死の最大の原因である。ガダルカナル、ニューギニア、ビルマ、フィリピン、中国大陸など太平洋戦争における主戦場について実情が分析されている。餓死であろうと戦病死であろうと、英霊は靖国神社に祀られることになる。日露戦争において脚気で死去した兵隊が靖国神社に祀られたことと似ている。陸軍における階層性が日本軍の行動を決める主たる原因となった。歩兵や砲兵が他の兵科(兵站、衛生、経理など)より優位にあった。同時に、幼年学校、士官学校、陸軍大学の出身者のごく少数が軍政、軍令の中枢を占めたことが行動の選択肢を狭める結果につながった。本書を他の書籍、たとえば、尾川正二「戦争 虚構と真実」、奥村正二「戦場パプアニューギニア」、堀 栄三「大本営参謀の情報戦記」などとあわせて読むと太平洋戦争を視る眼が養われると思う。
戦争の常識 (文春新書)
extra-large a-spacing-top-medium a-text-center comment-load-error a-hidden">コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。その他のコメントを表示14人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。5軍事の視点という重要な見方投稿者レオン
戦争と映画―知覚の兵站術 (平凡社ライブラリー)
1861年、回転弾倉式機関銃がガトリング大佐によって発明。1874年、コルト拳銃にヒントを得て、連続写真が撮影可能なレボルバー式写真機が発明される。通称、写真銃。誰もが望遠レンズ付きカメラを持ったとき、それが武器に似ていると思ったことはあるだろう。このいびつな機械に象徴されるように、映画技術の発展とはすなわち戦争テクノロジーの進歩と背中合わせであったことを、戦争の中の映画、映画の中の戦争を反復しながら見事に浮き彫りにする。ヴィリリオが切り拓いたこの地平では、もはや哲学とテクノロジー史の境界はなくなっている。
Atlantica Japan 三国志 戦略TBS 聚鉄山兵站
あまり無さそうなのでうp.
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