

トラムズダイキャストモデル No.11 熊本市交通局
1地方の市電がフィギュアになっているのに感心しました。しかし、よく見ると実物とはかなり違っているようです。近頃1080代の車輛は殆ど見かけませんが、車体の長さが短くなっていること、方向字幕が大きすぎることなど、トレーン社のバスのようなスケールモデルには、ほど遠いのが残念です。コストダウンのために同一シリーズの鹿児島市電や長崎電軌と同じ姿にしてしまったからでしょうか。TOMYTEC社の9700や0800の方が模型と言えるのに対して、こちらは残念ながら玩具です。

トラムズダイキャストモデル No.6 岡山電気軌道
岡山電気鉄道の車両というよりは、廃止された東武日光軌道線の車両?!カラーリングがそっくり。
うーん貴重なモデルですね。


幻影は市電に乗って旅をする [DVD]
ブニュエルについては、日本でもいくつかの特集上映会や、ビデオリリースなどもありましたが、全作品のリリースは未だに実現していません。このBOXシリーズが実現してくれるものと期待しています。さっそく未見であった「皆殺しの天使」を見ました。これぞブニュエル!と唸らせてくれる傑作です。特にラストは、何とも言えぬ、可笑しみがこみ上げてきて、思い出し笑いで尾をひきそうでした。「エル」のジグザグ、「ナサリン」のパイナップルなど、ブニュエルのラストは本当に素晴らしい。笑える映画はコメディばかりではないということをつくづく感じさせてくれました。
ブニュエルは「アンダルシアの犬」があまりに有名で、これは29才の処女作ですが、全32作品のうち29作品は45才を越えてから撮っています。人生の喜怒哀楽を知り尽くした人ならではの余裕のある表現がなんともいえぬユーモアを生み出しているのでしょうか。同じスペインの文豪セルバンテスも、傑作がが晩年10年に集中していて、かの「ドンキホーテ」も人生を知り尽くした人ならではユーモアが溢れていて、なにか通ずるものを感じました。

昭和の京都
『昭和の京都』という書名、「回想の昭和20〜40年代」という副題の通りの姿が浮かび上がる写真集でした。いたるページに写し込まれる京都の屋並みと景観、当時の人々の服装と髪型、まさしくタイムスリップしたようでした。モノクロですから、懐かしさを強調するようです。写真下のキャプションがとても理解を助けてくれました。
ほぼ半世紀前ですが、まだ地面は舗装されず、お買い物は割烹着姿です。祇園白川付近を焼き芋の屋台が通るのもまた昭和30年代らしさが漂います。今では見られない光景でしょうから。
161から190ページは祇園祭を写したものです。山や鉾、人々の正装姿や神事、八坂神社石段下での神幸祭、宵山の人手や賑わいは今も昔も変わりません。
巡行のコースが三条通りや寺町を通ったことは知っていますが、実際その通りを巡行する鉾の姿をみると不思議な気がしました。通りの狭さと二階建ての町家との対比で鉾の大きさが強調されるようです。
一番変わらない姿は、191ページ以降の祇園の町並みと芸舞妓の姿でした。華やかさと伝統の継承は見事です。都をどりのお茶席の風景、舞台の衣装もずっとそのままなのには感心します。
岡崎アリーナがあった頃の岡崎の俯瞰写真は貴重でしょうし、二条城周辺の航空写真からは京都の碁盤の目と町家の並びがしっかりと浮かび上がってきます。当時は大きな建物もなく、街を囲む山々もはっきりとその姿を現していました。
丸物百貨店、当時の京都駅、東郷青児の壁画が有名だった京都朝日ビル、昔の京都ホテル、鴨川沿いを走る京阪電車、初詣の人々の服装、子供たちの表情、お花見、地蔵盆、納涼床、錦市場、をけら詣り、弘法さんと天神さん、友禅流し、ボンネットバスにトロバス、北野線のチンチン電車や市電など、220点の写真は眺めているだけで往時に戻ることができました。
写真家、浅野喜市(1914~93)さんの功績は大です。感謝。
豊橋市電とR11(日本一の急カーブ:半径11m) 2015-1-25
大井川鉄道を訪問した翌日、1月25日は豊橋鉄道東田本線(市電)を撮影しました。この鉄道には鉄道線路では日本一の急カーブで ...

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