伊東豊雄 自著を語る:伊東豊雄の建築2 2002-2014

伊東豊雄 自著を語る:伊東豊雄の建築2 2002-2014

プロフェッショナル 仕事の流儀 第VI期 建築家 伊東豊雄の仕事 まだ見ぬ未来を、創造せよ [DVD]

世界的な建築家の仕事を1時間そこそこで説明するというのがそもそも無理筋な話なのですが、制約のある中で仕事の進め方ぐらいは伝えることに成功していると思います。

常に新しいことをする、と言葉で言うのは簡単ですが、それは過去に自らが想像した建築のパターンを再利用できないということでもあります。また作中で伊東さん自身が語った「人を自由にする」という言葉も「自由」の定義が人や状況によって様々なので言うほど簡単ではありません。作中でも新しい図書館の設計が「せんだいメディアテーク」など過去の成功体験に引きづられているシーンがあります。

ある海外の図書館のコンペを中心に話は進みます。伊東さんの仕事は大きな方向性を示すスケッチを数枚示すだけです。一見楽な仕事にも見えますが、同時にスタッフのアイデア次第でどんな建築ができるか分からない怖さがあります。そのようなリスクを取ってでも新しい建築を目指す、という仕事の手法がよくわかりました。

sur / FACE 14人の現代建築家たち [DVD]

安藤忠雄を始め、現代の建築家たち自身による
彼らの建築論です。

普段は本などでしか知ることの無い、彼らの
建築に対する想いが、映像によって彼ら自身の
言葉、建築を映し出した、おそらく初めての
DVDだと思います。

その点において、非常に魅力的な作品なのですが、
一人一人による割り当てが短く、物足りなさを
感じるかと思います。

興味のある建築家が何人かいれば、楽しめるDVDでは
ないかと思います。

にほんの建築家 伊東豊雄・観察記 (ちくま文庫)

建築家「伊東豊雄」を現在、過去を織り交ぜながら観察記として纏めている。

伊東のもって生まれた優雅さ、変化のきっかけとなった仙台メディアテークに関する思いが甘く書かれている。

が、表題を観察記とするなら、観察した事実と著者の思いをしっかり区別した方が読みやすく、そして伊東の本来の姿が表現できたのではなかったかと思う。それが残念でならない。

これなら、伊東が自伝を書いた方が良いのでは? それと何か変わるのか? という疑問が出てきてしまった。

しかし、著者の文筆力は確かなものであり、他の本も読んでみたい気にさせる。

あの日からの建築 (集英社新書)

 建築家が作品について語ることは少なくないですが、自らの生きてきた道を語ることはあまりないように思います。日本を代表する建築家のひとり、伊東豊雄の新著『あの日からの建築』(集英社新書)には、ありのままの伊東豊雄があります。
 本書はタイトルからわかるように、昨年の3月11日以降に著者が考えたこと、やってきたことを中心に綴られています。ただ、伊東豊雄が執筆したのではなく、本にする目的でインタビューを行い、それをまとめた内容です。そのため、客観的に伊東の活動、思い、思想、心情が描かれています。
 全6章で構成されていますが、前半では、3月11日以降に被災地で行った伊東が関わった活動、プロジェクトが語られます。そしてなぜ伊東建築塾を立ち上げたのかが続きます。伊東の3月11日以降の活動は献身的なものであったのがよくわかります。
 本書の前半部分も伊東の現在を知る貴重なものですが、後半の「第5章 私の歩んできた道」には、建築家が自らの半生を語ったという点でとても印象的な部分です。伊東は率直にこれまでの苦悩、迷いを語っていいます。また「第6章 これからの建築を考える」は建築家が理想と現実の狭間で苦闘する姿が綴られます。
 例えば伊東をはじめとするアトリエ派と称される建築家たちは公共的なプロジェクトに呼ばれないというジレンマがあります。そのためプラストレーションがたまり、その発散のはけ口として漸進的な小住宅を設計します。するとその斬新性ゆえ海外での評価が上がる。そして日本のゼネコンは極めて高い技術力を持っているので、斬新性を実現した建築が実現する。そのことで、更に海外での評価が高まります。
 伊東はこう言います。
「つまり私自身もそうですが、海外からはいろいろと声がかかるけれども、日本の社会にはあまり組み込まれない存在なのです」
 この状況ゆえ、
「震災の復興計画にも日本の建築家が呼ばれなかった」
 と伊東は続けます。
 今、そしてこれからの建築が目指すのはどこなのか。伊東の言葉は多くの示唆に富んでいます。

LANDSCAPE OF ARCHITECTURES 世界の建築鑑賞 VOL.4 [DVD]

内容的にもこの値段なら十分充実していると思います。ナレーションがフランス語なので、音楽のようにかけっぱなしにしていても建築好きの私には、気分もいいです。2時間位BGVのように利用したりしてます。建築のDVDはあまり出ていないようなので、このシリーズの他のバージョンも調べて購入する予定です。


伊東豊雄 自著を語る:伊東豊雄の建築2 2002-2014


著者=伊東豊雄 発行年月=2014年10月 体裁=B5変形(190×250mm)、並製、392頁、和英併記 ISBN=978-4-88706-346-4 アート ...

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