リスト:巡礼の年(全曲)
田崎つくる からの流れで購入しました。ねるほどそういうイメージかと納得させられまして、村上春樹さんのクラシックへの造詣の深さに改めて感心しました。どこぞのレーベル(キング?)が企画したノベルズクラシックも購入してこれまでの氏の作品に出てきた曲を聴くこともしましたが、本作を全編聴くことでやっぱり抜粋の聴きかじりじゃいかんなぁと思いました。真面目にクラシック聴きましょう。
リスト: グレート・ピアノ・ワークス(10枚組)
これは小憎らしい企画だ。大曲ロ短調ソナタは、ギレリスvsリヒテルの2大巨匠で聴き比べ。往年のリスト弾きでは、ワイルドとシフラを配し、次世代では、ベルマンとブレンデルをぶつけている。特に、ベルマンのデビューは鮮烈で、リスト演奏では異様な興奮があったことを思い出す。小生もベルマンを通じてリストの魔力に引き込まれた1人。現在活躍している現役では、オフチニコフ(超絶技巧練習曲全12曲)は30才、女性ピアニスト、ヴュルツとピサロ(ハンガリー狂詩曲全19曲)はともに38才頃の新しい録音。年代、個性とも幅広く楽しめる粋な編集といえよう。
ちなみに、いま話題の村上春樹の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の執筆ベースになっているのは、ベルマン、ブレンデルの演奏といわれ、(掲載曲ではないが)本集は両者を聴くことができるのもポイント。
<収録情報>
◆エミール・ギレリス(1916 -85年)
・ピアノ・ソナタ ロ短調 <録音:1949年>
◆スヴィヤトスラフ・リヒテル(1915 -97年)
・ピアノ・ソナタ ロ短調 <1965年10月12日(ライヴ)>
◆アール・ワイルド(1915- 2010年)
・マイアベーアの『悪魔のロベール』 回想、2つの演奏会用練習曲より『小人の踊り』、メフィスト・ポルカ、メフィスト・ワルツ第1番、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』 の回想、グノーの『ファウスト』 からのワルツ <1968年>
◆ジョルジュ・シフラ(1921 -94年)
・パラフレーズとトランスクリプション、ワーグナーのタンホイザーより、ヴェルディのリゴレットより、メンデルスゾーンの結婚行進曲と妖精の踊り、オベールのポルティチのおし娘より、華麗なるタランテラ、半音階的大ギャロップ、忘れられたワルツ第1番、2つの演奏会用練習曲、エステ荘の噴水、即興的ワルツ、ハンガリー狂詩曲第19番 <1954-56年、ブダペスト>
◆ラザール・ベルマン(1930 - 2005年)
・巡礼の年第1年『スイス』 より/ウィリアム・テルの礼拝堂、ワレンシュタット湖畔で、オーベルマンの谷、望郷、ジュネーヴの鐘 <1972年5月28日(ライヴ)>
・ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』、メフィスト・ワルツ第1番、超絶技巧練習曲集より(前奏曲/風景/鬼火/幻影/熱情/夕べの調べ/雪かき) <1950-71年>
。
◆アルフレート・ブレンデル(1931年-)
・ドニゼッティのランメルモールのルチアより六重奏曲、ヴェルディのトロヴァトーレよりミゼレーレ、ベッリーニのノルマより幻想曲、ウェーバーのオベロンより序曲、ベルリオーズのベンヴェヌート・チェッリーニより2つの動機『祝福と誓い』、ワーグナーのタンホイザーより『巡礼の合唱』、パガニーニによる大練習曲、ペトラルカの3つのソネット、ヴェネツィアとナポリより『タランテラ』 、詩的で宗教的な調べより(祈り/孤独な中の神の祝福/死者の追憶/葬送/愛の讃歌)
◆ヴラジーミル・オフチニコフ(1958年-)
・超絶技巧練習曲集(全12曲)<1988年>
◆クララ・ヴュルツ(1965年-)
・2つの演奏会用練習曲、『愛の夢』第3番、メフィスト・ワルツ第1番、エステ荘の噴水 <2003年>
◆アルトゥール・ピサロ(1968年-)
・ハンガリー狂詩曲全集(全19曲) <2005年3月、サフォーク、ポットン・ホール>
ピアノ・パッション(2)
1枚のCDの中にたくさんの往年の名ピアニストの演奏が収められており、特にピアノをたしなんでいる人にとってはそれぞれ異なる演奏が非常に興味あり又参考になる。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/カーネギー・ホール・ライヴ
長い間廃盤だったラザール・ベルマン49歳時、1979年3月11〜12日録音の
カーネギー・ホール・ライヴが、喜びの再発売となりました。
若かりし頃は『リストの再来』・『ホロヴィッツの後継者』とも言われていたベルマンのこのCDは
初発当時もLPで繰り返し愛聴しており、今更新たな発見というわけではありませんが、
巧みな指運による自信満々の演奏は、現在でも聴きごたえ十分です。
客席の空気までも忠実にとらえた音の良さも付加価値となっています。
冒頭のクレメンティの胸をすくよう演奏は、指ならしとしては十分すぎます。
イン・テンポで淡々とした演奏は実にたくましく、
かの大家ギレリスをも彷彿とさせるベートーヴェンの悲愴。
ショパンのピアノソナタ第2番 第3楽章における堂々たる展開・・・。
どの曲においても、もはや巨匠ぶりを感じさせます。
最後にガーシュインをもってくるなんて、おしゃれな演出ではないですか!
今回新たにカップリングされたラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、
ほぼ同年代のアバド&ロンドン響とのものですが、これまた熱い演奏!
この曲だけでも何度も聴き返してしまいました。
当時の政治的背景によって満足な演奏活動ができなかったことに比例し、
晩年の録音もほとんどCD化されていないため、この盤は特に貴重な存在です。
次はリストの超絶技巧練習曲集《ビクター:VICC-2022》の復活を期待します。
どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
ピアノコレクションが欲しくてどの会社のにしようか迷ったのですが、これにして大正解でした☆★音質もキレイで、CDも一枚一枚きちんと収められるようになっていて取りやすいです。そして何よりクラシック初心者の私でも知っている曲が多くて感動しました。自分が弾いたことがある曲なども出てきてうれしかったです。聴けば聴くほどその曲のすばらしさがわかってきて毎日のように聴いてます♪♪買って絶対がっかりすることは無いと思います!!
リスト:「エステ荘の噴水」 (ラザール・ベルマン)
ラザール・ベルマンの演奏でお聴き下さい。
ラザール・ベルマン ウェブ
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