杉田昆虫博士ひろちゃんのスペクタクル雑記帖


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アンパンマンのおもちゃ「それいけ!コロロンパークベーシックセット」です。 坂道をコロロンがコロコロ転がり落ちていきます。 別売りのコロ...
2013夏の旅Part11・関ヶ原古戦場を巡る
2013.08.11 関ヶ原の古戦場跡の一部を巡りました。 若い頃、関ヶ原と言うと冬に名神が通行止めになったり、新幹線が徐行したりと、その ...
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吉田松陰(1) (山岡荘八歴史文庫)

 私の恩師が松陰・晋作の師弟についてよく言及されるので、ずっと前にこの本は買っておいたのですが、長らく「積ん読」状態でした。今回、大河ドラマをきっかけにようやく読んでみました。
 読む前から、何となく「この人はきっと雄牛のような人だな」と感じ、同時に「多分この人は私のツボにはまるな」とも直感していました。私も思い込んだら、という牛属性の人間なので・・(笑)。
 読んでみたらその通りでした。純粋で一本気で、西郷隆盛流に言えば、「金も地位も、命も要らぬ」という、恐ろしいまでにひたむきで、がむしゃらな至誠の人。大好きになりました。こんな日本人がいたんだ・・と。
 本書(1・2巻)を読み終えた後、松陰先生の遺書である「留魂録」も購入して読みました。まっすぐな至誠が読むたびに胸に徹り、電車の中でも目頭が熱くなり困るほどでした。
 松陰先生に学んだ最も大きなことは、何度失敗しても、目的を達成しようという強い意志を持ち、その時その時に全力を尽くし続けることと、その結果を信じることの大切さ、人間の個性を天よりの授かりものと考え、尊重し、尊敬して人に接するという態度です。本当に、生まれながらに偉大な教育者の天分を持っておられた方だと思います。1日2冊、摘要を作りながらの読書に対する貪欲さを始め、勉学に対する姿勢も背筋が伸びる思いがします。
 この山岡さんの小説では、松陰先生の人生は描かれますが、「草莽屈起論」や「狂」の思想等については触れられません。全体像を客観的に掴みたいという方は、本書と併せて吉田松陰研究の本を読まれたらよいと思います。あとは、松陰先生の弟子である高杉晋作の物語も、ぜひ読んでいただきたい。人間同士が結ぶことのできる絆の最も美しいひとつの形が、そこにあります。

チェケラッチョ!! スタンダード・エディション [DVD]

意外に面白かった。
むずかしいことは考えなくていい音楽系エンターテインメント映画だ。
テンポがちょっともたつき気味のところもあるが、高校生たちが
元気でかわいいし、脇もうまいし、明るい沖縄の海がバックだし、
スッキリ楽しめる。
このところ、たまたま市原人のものを立て続けに見ているが、
これが一番のびのびしていて良かったかも。同じく元気な井上真央
とのマッチングもいい。

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

 「眠れない一族」、知人からの勧めで手にした本です。イタリアのベネト州のとある高貴な一族を長年悩ましてきた致死性家族性不眠症と、イギリスの羊がどんどんと感染していくスクレイピー病、パプアニューギニアの風土病かと思われていたクールー病、そして、狂牛病(BSE)、アメリカの鹿におこる慢性消耗病(CWC)そして、クロイツフェルト・ヤコブ病、これらに共通しているものはなにか?これらすべてがプリオンによる病気ということだ。

 このプリオンの研究者でノーベル賞受賞の2名の研究者たちが、本書においてプリオン病の発生の経緯から、次第に解明していく過程を「眠れない一族」が辿っていく運命とともに、時系列に描かれていく。私はこれまで、プリオン病について漠然としか知らなかったわけで...狂牛病も得体のしれない牛の病気というだけの漠然とした認識しか持っていませんでした。まったくの素人でもプリオン病ということ全般が理解できるという構成である。

 この致死性の不眠症(FFI)の正体は、ウィルスでも遺伝子でもなく、自己増殖する悪性のタンパク質が正体であった。このたんぱく質が病原になりうるという生物学・医学の常識の壁を乗り越えて理解、解明されることがいかに困難であったか(だからノーベル賞なのだが...)。いまでも一般には、病原タンパクについて理解されているか微妙な状態です。ある特殊な畳まれ方(形状)を持ったタンパク質が「鋳型」を使って自己を複製して増殖しやがて宿主の脳細胞を侵食し死に至らしめる。病原タンパク質(プリオン)は「遺伝子が生物の形質を決定する」「生物だけが感染を引き起こす」という医学・生物学の根本を揺るがす概念である。さらにプリオン病の起源を探るうちに、80万年前の食人習慣(人肉食)にあったのではないかという仮説(たぶん、事実であったであろう)等が紹介されいる。このプリオンを知ってしまうと吉野家には行けない。(アメリカ牛は確実にやばい)

 最後に、この本書の素晴らしい内容と、「眠れない一族(食人の痕跡と殺人タンパクの謎)」というタイトルにどうしてもギャップを感じるのである。このタイトルをみてこの本を手に取る方は、オカルト、ミステリー好き?になるのでは...一方この本に満足する読者層は、このタイトルを忌諱する傾向があると思います。事実私も、この本が発売された2007年に本書を書店で目にした記憶はあるが、読もうとはよもや思わなかったのです。 本書のタイトルは、内容を反映していないため損をしている?
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