

視覚の認知神経科学 (現代基礎心理学選書)
Martha Farahファンの私としては彼女の著作が日本語で読めるということだけでとてもうれしい。
監訳者である広島大学の利島先生が書いているとおりの、利島ゼミで輪読されていたものを出版したものである。
そのため、各章毎に訳者の実力が出ていて読みやすい章と読みにくい章がある。
利島先生が解釈や文章の統一についての一切の責任は利島先生にあると書いているので、敢えて苦言を呈すれば、「利島先生、訳語くらい統一してくださいよ!」である。
一般に日本の学会で定着している感のある専門用語に対して間違えた訳をしている章が見受けられた。
この点だけが難点である。
なので総合評価は星4つにした(原著は間違いなく星5つ)こう書くのだから当然私もこの原著を持ってますよ、念のため>利島先生
それにしても Farah の聡明さ、仕事のすばらしさを実感できる本である。

資格の合否は「ノート」で決まる!
「東大生ノート」や「情報は1冊のノートに…」、「社長ノート」など、最近のノートブームに乗っかって、資格に引っかけた内容の1冊ですね。資格の勉強では、1冊に集約するよりもむしろ機能や目的ごとにノートを分けた方がよいとしていて、それぞれのノートの作り方を紹介している。
ただ、できればもう少し細かい「ノートへの記入の仕方」を詳しく解説してほしかった。あと、時間管理に内容が偏重しすぎの気も…。
まぁ、著者本人も「自分に合うところだけつまみ食いしてください」と書いているので、そのように使うと考えれば合格点だろう。ちょっと甘めで星4つ。

漫画・嗤う伊右衛門 (単行本コミックス―怪BOOKS)
貧乏長屋に住む生真面目な浪人伊右衛門と疱瘡痕の醜い顔でも気丈に生きる岩との純愛物語。
個人的に、姿が醜くも、岩の凛とした強い生き方と心根に惹かれます。
小説から映画、嗤う伊右衛門人気からついにひっそりと漫画化ですね。
愛憎劇と簡単に説明しちゃえばそれだけですが、
現代にはあまりみない美しくも儚い京極版四谷怪談、漫画版もいいです。

四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫)
この池宮彰一郎著の『四十七人の刺客』は、いわゆる「忠臣蔵」ものではなく「赤穂事件」といったほうがしっくりくるだろう。
池宮氏の描く赤穂浪士には、男の熱いロマンも、武士道のもてる粘っこさも、また清純な亡君への忠誠心も、ほかの「忠臣蔵」と較べるとあまり感じられない。赤穂浪士は「四十七人の刺客」として、ただただドライでハードな狂気のテロリストとして描かれている。大石内蔵助は「義士」ではなく「策士」である。こういった見方も嫌いではない。あるいはこれが真実なのかもしれない。
そもそも池宮氏は映画脚本家である。そのためであろうか、彼の小説を読んでいると小説を読んでいるにもかかわらず、映画を観ているような爽快感を得られるから不思議である。キャラクター設定もわかりやすくメリハリがあっておもしろい。
池宮氏にせよ、山田太一にせよ、故・久世光彦にせよ、大衆娯楽のツボを心得ているため、エンターテイメント小説を書いても秀作になり得るのである。

パッコロリン フィンガーパペットマスコット 全3種
保育園のかばんにつけました。つけるところが紐ですし安全でよかったです。
『まる・さんかく・しかく』旧バージョン
新しいバージョンはコチラ http://youtu.be/DZyGpvKsPXM 『まる・さんかく・しかく』 作詞作曲 久住昌之 歌 演奏 TheScreenTones with ...
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